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「相見積もり」について
2016年08月25日(木)
皆様こんにちは。
建物診断課の赤嶺です。
本日は、「相見積もり」についてお話させていだだきます。
外壁塗装や防水工事を検討される際に複数社から見積もりを取ることを「相見積もりを取る」と言います。
建物の規模に依っては工事金額が数百万もの支出になることも珍しくないため、当然に行われることと思われます。
辞書で相見積もりという言葉を調べてみると、
1、発注者が、「同じプラン」で数社に見積もりを依頼すること
2、発注者が、「より良い条件を提示」した企業を選ぶこと
とあります。
1の「同じプラン」とは、発注(見積)条件などを統一して複数社に見積もりを依頼することをいいます。
発注条件が予め決められているため、純然たる競争入札となりますが、発注者側にも相応の知識(スキル)が求めれらます。
2の「より良い条件を提示」とは、1のように発注条件が決められていない場合に、金額も含め複数業者が提案してくる内容で業者選定を行うことを言います。
個人住宅や賃貸アパートなどの塗装工事では、ほぼ2になるのが通例かと思われますが、発注条件が明確でないため各業者の思惑で見積額にばらつきが生じます。
見積金額が各社で変わる要因は以下の通りです
1、足場・塗装・防水面積の差異
2、塗装前の下地補修工法の差異
3、使用する材料の差異
4、職人の質(熟練度)
5、工事請負体制の差異
6、技術者(有資格者)の有無やその熟練度
7、保証規定やアフターサービスの差異
2で相見積もりを行う際には、上記項目を意識して見積書や工事提案書をチェックすることが大切です。
発注者が、「どこに依頼しても施工品質に大きな差は無いだろう」という前提の元、安さ第一で業者選定を行うと大失敗する場合があります。
経験豊富な技術者による調査診断、修繕設計、緻密な積算、現場の状況に合わせた補修工法や補修材料の選定、工事着工前の各種段取りや近隣挨拶、工事期間中の入居者や作業員に対する安全衛生管理・品質管理・工程管理、工事完了後の保証書発行、完成図書作成、アフターサービス計画等工事業務は多岐に亘ります。
例えば、完成品である家電を購入する場合、製品の品質は保証されているわけですから、一円でも安いところから購入したいですよね。
ところが、塗装工事はどんなに高価で良い塗料を使用しても塗膜として完成されたものでは無い「半完成品」であるため、前述した様々なスキルに依ってその完成度が変動してしまう訳です。
当然のことですが、良い作品を作るには、現場で汗水流して働いてくれる職人さんに対してもそのスキルに応じた適正な報酬を保証しなければなりません(どんな職種でも一緒ですよね)。
纏めさせていただきますが、複数社から相見積もりを所得して検討される際には、金額だけではなく総合的な判断から業者選定をされることを強くお勧め致します。
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