男子スタッフブログ
室内のかび
2015年09月05日(土)
皆様、こんにちは。
建物診断課の赤嶺です。
先日、室内天井・壁面の「カビ」でお困りのお客様より連絡があり、診断に行ってきました。
少し、見づらいですが天井面にカビが数か所発生しています。
天井仕上げについて断面図で確認をしてみたところ、天井の懐は無く、「コンクリートスラブ+断熱材+クロス仕上」となっていました。
カビが発生していた部位は、天井クロスの継ぎ目からでは無く、どうやら断熱材(発泡スチロールのようなもの)の継ぎ目からの様です。
壁は、コンクリートに直に壁クロスが貼られています。
続いて、屋上屋根を確認してみました。
仕上げは、コンクリート金コテ押えです。
排水状態は比較的良好ですが、陸屋根のため少し水溜りが生じています。
外観目視調査では床スラブに目立ったひび割れは無かったですが、防水が施されていませんので、スラブは確実に吸水しています。
意外に思われるかもしれませんが、コンクリートは体積比で約4%程度の空気(空隙)が含まれています。
実は、防水が施されていないコンクリートは「スポンジ状態」なんですね。
あくまでも仮定ですが、屋根スラブから吸水したコンクリートが室内天井に湿気を放出し、カビが発生した可能性があります。
また、コンクリートは断熱性が悪く熱容量が大きいため、壁に直にクロスを貼ると、結露等の影響を受けやすくなります。
コンクリートの内外装材の仕上げが、室内環境に大きな影響を与えているのかもしれませんね。
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