はいたーい★

雨ちゃんこと、雨瀬です！

本日は改修工事の中の「はつり」作業

についてお話します（＾▼＾＊）

 

現在施工中の沖縄市宮里にあるH様邸。

 

 

 

こちらでは現在はつり作業が行われている真っ最中でした！

 

 

建物の状態を確認するため、いざ足場へ…

 

 

そこではこのような光景が

 

↑壁面には無数の掘られたような跡がありました。

 

 

こちらは建物の補修の工程なんですよ！

実は建物のモルタル部が浮いている箇所を

はつり、このような状態になっているんです。

なぜこのようなはつり作業が必要なのでしょう？

 

下図をご覧ください。

 

 

 

モルタルは建物の躯体表面を均一にするため

コンクリート外壁の上に施工される

左官のことです。

 

このモルタル部が建物の動きによって

浮いてしまうのがモルタル浮きです。

 

このモルタル浮きが進行すると、

建物にひび割れが起こったり、

浮いている箇所から剥離してしまうことも。

 

このモルタル浮きを先ほどの写真のように

はつっていきます。はつることで

モルタル部の剥落を防ぎ、安全対策にも

なります。

 

 

また、はつりの作業で使用されるのが

この削岩機と言う機械です。

 

 

浮いているモルタル部に削岩機を入れると

簡単にモルタルがはがれてしまいます。

 

 

また、はつり作業はモルタル浮き

だけではなく、鉄筋が腐食してコンクリートを

押し割る爆裂にも使用されています。

 

 

今回、H様邸でも庇などで

爆裂が発生していたため数箇所はつりの

作業を行いました。

 

 

 

 

 

このようなはつりを終えた箇所が

埋め戻しによって元の状態に戻るんです（＾＾）!

 

こちらが爆裂のはつりを終えた箇所に

鉄筋のサビを防ぐサビ止め剤と

コンクリートの中性化を防ぐ中性化防止剤が

塗布されています。

 

 

このような工程を経て、元の状態に戻していきます。

 

埋め戻しの工程はまた次回～☆（^０^#）