男子スタッフブログ
外壁のチョーキングとは
2021年02月04日(木)
こんにちは、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回は、「チョーキング」について取り上げたいと思います。
(チョーキング現象)
まずは、外壁の塗料が劣化する仕組みはご存知ですか?
塗料の劣化は、太陽光の紫外線、温度、湿度、酸性雨、塩害などの原因が複合しておこることが多いです。そのなかでも、太陽に含まれる紫外線により、塗料の組織は破壊されやすいです。 紫外線の波長は短く、塗料の塗った表層から0.1ミリ程度までを劣化させ、塗膜は光沢を失い、色も黄色みを帯びた変色、退色が始まります。
変色、退色の現象は、衣類や写真など太陽の下に長時間おいておくことで起こる現象と共通しています。
さらに、塗料が傷んでくると、顔料を結合している樹脂層が劣化して顔料の離脱がおこります。塗膜の表面が粉末状になる現象は、黒板のチョークの粉のようになるのでチョーキングと言います。
チョーキング現象が起こると、塗膜としての性能は期待できず塗り直す必要があります。
塗料が、紫外線に耐えられるか、否かは塗膜の成分によります。塗膜の主成分をになう樹脂において、高い分子間の結合力を持つ樹脂は破壊されにくく、低い分子間の結合エネルギーしか持っていない樹脂は破壊されやすいです。
塗膜樹脂には、アクリル系、ウレタン系、アクリルシリコン系、ポリシロキサン系、フッ素樹脂系塗料があり、この順に、結合エネルギーが大きい架橋部をもつため耐候性があります。樹脂だけでなく、着色顔料も同じで、無機系顔料である黒、弁柄、黄土などの酸化鉄顔料は耐候性に優れています。
高耐候性の塗料は、価格が高くなりますが、その分塗膜の劣化スピードは遅くなり、塗替え周期が長くなるので、長期的に考えると高耐候性の塗料を選択してみてはいかがでしょうか?
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