女子スタッフブログ
建物の劣化診断に行ってきました。 ~鉄筋のかぶり厚不足による爆裂~
2017年06月23日(金)
こんにちは!
外壁塗装、屋上防水専門店 プロタイムズ沖縄中部北店の
渡慶次です。
長かった梅雨もやっと終わり、昨日から早速太陽がギラギラでとて
も暑いですね。
やっと天候も回復した所で昨日は建物の診断へ行ってきました。
昨日伺った建物は、4年前にも一度診断をさせて頂きました。
4年が経過し、劣化箇所が増えておりました。
階段の桁部分ではコンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張しコンク
リートを割ってしまう「爆裂」が発生しております。
別の場所にも発生しております。
この爆裂の発生原因の一つに、鉄筋のかぶり厚不足があります。
「かぶり厚不足」とは・・・鉄筋の表面からコンクリートの表面ま
での距離です。
なぜ鉄筋コンクリートは傷むのか?
コンクリートは本来、強アルカリ性です。
簡単に説明すると、そのおかげで鉄筋の周囲には被膜が作られ鉄筋
は錆びないのです。
しかし・・・
しかし、上の図のように二酸化炭素がコンクリート表面より浸入す
る事で、炭酸化反応が起きアルカリ→中性化へと変化してしまいま
す。
コンクリートが中性化してしまう事により、鉄筋の被膜が壊れ錆腐
食が始まります。
二酸化炭素だけではありません。コンクリートは常に紫外線や塩分
を含んだ雨などに曝されています。
これらの影響を受けて表面の風化も進行し水分が浸透・停滞しやす
くなってしまい、さらに鉄筋が錆びやすい環境になってしまいま
す。
では、なぜ鉄筋のかぶり厚不足は鉄筋が錆びやすくなるのか!?
コンクリートの中性化は表面から徐々に進行していきます。
ですから、上図のようにコンクリート表面から鉄筋までの距離
「かぶり厚」が不足していると、かぶり厚をしっかりと確保できて
いる部分より早く中性化したコンクリートに鉄筋が触れやすくなっ
てしまいます。
また、コンクリートは防水性があるわけではないので塩分を含んだ
雨水なども浸透し、鉄筋に触れやすいのです。
まとめ
ひび割れやモルタル浮き、爆裂などの目に見える痛みもそうです
が、中性化のように普段目には見えない状態でコンクリートは少し
ずつ劣化していきます。
それを防ぐために「外壁塗装」や「屋上防水」工事が必要なので
す。
梅雨があけてこれから本格的な夏、そして、台風もやってきます。
人間もそうですが夏は建物もダメージを受けやすい季節です。
建物を守るための準備を一緒に始めませんか?
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