女子スタッフブログ
塗装工事・防水工事に作業用足場の設置は必ず必要なのか?
2017年02月04日(土)
こんにちは。
プロタイムズ沖縄中部北店の渡慶次です。
本日は塗装・防水工事に関する、作業用足場設置の必要性について
記載していきたいと思います。
すでに「必要性」と記載した通り、
塗装工事についてはほぼ作業用足場の設置が必要です。
労働安全衛生規則 第518条
高さが2m以上の所で作業させる場合は、足場等を設置し、作業床
を設けなければならない。
という法律もあります。
ではなぜ、作業用足場の設置が必要なのでしょうか?
①なにより安全性
はしごを利用し自宅で外壁や外塀を塗装した事がある方であれば
もしかすると、足場がなくても作業はできる!自分でもできるんだ
から!とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、それは違い
ます。外壁の塗装をする際には16kg~20kgの塗料が入る缶に塗料
を分けて持って上にあがります。重い材料を持って高所で作業を
行うには作業用足場がないと足元が安定せず非常に危険です。
また、もし仮に作業中足を滑らしてしまったりつまずいてしまって
も足場があればつかむところもある為、大きな事故につながる
可能性も低くなります。家を綺麗にリフォームしようと決断して、
でも、予算が足りないから業者に足場を立てないでやってくれと
依頼したり、逆に業者の方から足場をたてずに施工するのであれば
安くなりますと言われ、そのまま契約・施工を行ってしまい、
仮に、職人さんが 転落して事故や死亡事故が起きてしまったら、
すべてが台無しになってしまいます。
そもそも、大事な従業員に足場も組まずに危険な作業をさせて
いること自体問題なのです。
②ご近隣の方への配慮
塗装作業を行う為に、事前の作業として「高圧水洗浄」という作業
があります。
既存塗膜のチョーキング(粉末化)した塗膜や汚れを洗い流す作業
になりますが、その際にはかなりの厚をかけた水で洗っていく為
汚れた水が飛び散ってしまいます。
また、沖縄県ではコンクリート・コンクリートブロック住宅が多く
ほとんどといっていいほど、外壁には「ひび割れ」があります。
そのひび割れを直すために「カット処理」を行うのですが、
その際にも大量の埃が発生します。近隣の方とのトラブルを避ける
ためにも、作業用足場を設置して飛散防止のシートをはる事が必要
です。
③きちんと作業を行い正確に施工を行う為
経験が長く高所になれている職人でも、足元が不安定だと思い切り
作業に集中する事ができません。
そうなると見落としや、塗料メーカーが推奨している規定の
塗布量を守る事ができないという事態になりかねません。
そういう点でも作業用足場の設置が必要です。
屋上でもすべて作業用足場が必要なのか?
屋上でも作業用足場の設置が必要ではない場合もあります。
沖縄では先ほども記載させて頂いた通り、コンクリートや
コンクリートブロックの住宅が多く、そのほとんどが
陸屋根(平たい屋根)です。
その中でも、屋上への昇降階段があったり、屋上周囲に手摺りが
まわっている場合は作業用足場を必要としません。
ですから、建物の形状によっては外壁と屋上を同時に施工する事で
作業用足場の費用を抑えられる場合と、同時施工しなくとも
費用にひらきがでない場合がありますので、その辺もぜひ
メンテナンス計画をたてる参考にして頂ければと思います。
今回は作業用足場設置の必要性について書いていきました。
次回は作業用足場の種類についても書いていきたいと思います。
塗装工事現場の安全衛生管理についてはこちらもお勧めです。
それでは今日もこの辺で。
建物の劣化や診断の必要性について気になるかたはコチラ。
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