こんばんは。

プロタイムズ沖縄中部北店の渡慶次です。

今日は弊社でご相談を受けたお客様から多くご質問頂く

「塗装工事は大体何日くらいかかるのか？」

という事について書いていきたいと思います。

 

外壁塗装2階建てで工期1週間は短すぎる！？

外壁塗装を行うにあたって業者に工期を聞いたら、コンクリート

(若しくはコンクリートブロック）造の2階建ての建物で1週間と

との事。

早く終わるからよかった～！！と思っていませんか？

 

下記を目安に考えると・・・

◎築15年～20年のコンクリートブロック造2階建て

◎外壁の面積が軒天(上裏)含めて260㎡程度の建物

◎ひび割れやモルタル左官浮き、窓回りのシーリング劣化などの　傷みがある。

◎職人の数（2人）

◎日曜日や雨天は休み

1週間は短すぎます。

 

実際の工程を見ていきます。

①日目・・・足場組立作業

作業用足場の組立を行いながら、アルミ格子の取外しや

診断時に打診検査が行えなかった2階外壁も含め、工事を

行うにあたって改めて建物の傷みのチェックを行っていきます。

 

②日目・・・高圧水洗浄

建物の汚れを洗い流していく作業を行います。

1人は洗浄を行い、もう1人は洗浄に使用するホースが絡まって

いないか、また、物を動かしたりなど補助的な動きをします。

 

③日目・・・下地補修

ひび割れのVカット処理やモルタル浮き部のはつり作業を行います。

ひび割れVカット処理後はプライマーを塗布しシーリングを充填していきます。

 

④日目・・・下地補修

モルタル浮き部の埋戻し作業や、ひび割れVカット処理部の左官

保護などを行います。

 

⑤日目・・・下地補修仕上げ

モルタル浮き部の左官上げ、窓回りのアルミ格子を取外し

既存シーリングの撤去・打替え作業などを行います。

 

⑥日目・・・ビニール養生作業

塗装を行わない窓や土間をビニールで覆う、養生作業を行います。

 

⑦日目・・・塗装下塗り（シーラー）塗布作業を行い、時間が余裕のある場合は模様合せを行います。

塗装下塗り（シーラー）塗布を行っていきます。

時間に余裕のある場合は、下塗り後、模様合せを行います。

 

⑧日目・・・外壁中塗り

塗装の中塗り作業に入ります。

 

⑨日目・・・外壁上塗り・軒天中塗り

塗装の上塗り作業、軒天井中塗り作業に入ります。

 

⑩日目・・・軒天井塗り、その他作業

軒天井の上塗り作業や、玄関の軒などの木部塗装など付帯廻りの

塗装を行います。

 

⑪日目・・・その他作業、足場廻りのタッチアップ作業(手直し）

足場解体前のチェック後、手直し作業などや格子取付けなどの

作業を行います。

 

⑫日目・・・足場解体、解体後のタッチアップ作業(手直し)、清掃など

足場の解体作業、解体後のチェック、タッチアップ作業(手直し）

を行い、清掃後工事完了となります。

※工事の進め方については職人さんによって作業内容が多少

前後します。

 

いかがでしょうか？職人さんの数にもよりますが、上記の条件

だと1週間では終わらない事が分かります。

日曜日や雨天などを考えると、さらに日数が必要になります。

 

まとめ

建物の規模や工事内容に応じて、工期は変わりますが、

工事内容や使用材料の工程間（乾燥時間等）を把握していないと、

提示された工期が妥当なのか把握できません。

お見積りを取って契約する前には、工事内容・使用塗料

（工程間）、職人の数、日々の作業時間、休日などもしっかりと

把握した上で、工事を発注する事をお勧め致します。

 

 

それでは今日はこの辺で。

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