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女子スタッフブログ

相見積りを取ったら同じシリコン系塗料なのに単価がちがう!?

こんばんは。

プロタイムズ沖縄中部北店の渡慶次です。

お見積りを業者に依頼した際に、同じシリコン系の塗料で

見積もりを依頼したにも関わらず、業者さんからあがってきた

見積りでは上塗りの塗料の値段が違う!?

とお困りではありませんか?

今日は外壁塗装工事を行う際に、相見積もりを取った時の上塗り

塗料の見方についてご紹介したいと思います。

 

どのように上塗り塗料を見分けたらいいのか?

お手元の見積書について、下記の4点をチェックしてみましょう。

掲載がない場合は、依頼先の業者さんに確認することをおすすめ

いたします。

《上塗り塗料の見分け方》

  • 塗布量に違いはありませんか?
  • 水性ですか?油性ですか?
  • 1液型ですか2液型ですか?
  • シリコン樹脂の含有量の違い

 

shinpai_ojisan

 

①塗布量に違いはありませんか?

塗装業界にも多くの業種からの参入や、業者自体も数が増えてきて

いる中で以前のように手抜きをする業者は減ってきてはいるものの

塗料に水を入れて薄く塗って、数年後にはローラー跡が見えてきた

という事例もまだ見られます。

水を入れて薄くぬっても、塗った直後は分かりません。

しかし、塗料メーカーがカタログに記載する耐久年数や本来の機能

はもちろん発揮されません。

業者さんとの打ち合わせの際は、建物の面積は何㎡あったのか、

また、その㎡数に対して何缶の塗料を使用するのか缶数を必ず確認

する事をお勧め致します。

 

②水性ですか?油性ですか?

同じシリコン系の塗料でも、水性系・油性系といった種類が

あります。

水性系塗料は水で希釈を行い、油性系塗料はシンナーで希釈を

行います。

それぞれ特徴もありますので下記を参考にしてください。

水性系👉👉

①油性に比べると値段が安い。

②臭いが少ない。

③環境にやさしい。

デメリットとしてやはり油性より耐久性が劣ってしまいます。

油性系👉👉

①耐久性が高い。

②塗料の密着が良い。

デメリットとして水性より値段が高い、臭いがある、保管が難しい

などがあります。

臭いやなどの刺激に敏感な方は、水性をオススメ致しますが

耐久性をメインに考えるのであれば油性がオススメです。

事前に業者さんに相談し、選択した上で見積もりを依頼する事を

お勧め致します。

 

より水性塗料と油性塗料についてより詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

水性塗料と油性塗料の特徴

 

③1液型ですか?2液型ですか?

水性・油性と同様に1液型・2液型といった違いもあります。

それぞれ特徴もありますので下記を参考にしてください。

1液型👉👉

①扱いやすい。

②値段が安い。

③硬化剤を混ぜないので使いまわしができる。

デメリットとして2液型に比べると耐久性が低い、

艶が落ちやすい事が挙げられます。

2液型👉👉

①耐久性が高い。

デメリットとして扱いにくい、値段が高い、一度硬化剤を混ぜ

合わせると使いまわしができないといった事が挙げられます。

こちらも耐久性を優先的に考慮する方には2液性がオススメです。

 

④シリコン樹脂の含有量の違い

塗料はそれぞれの樹脂の含有量によって価格が変化します。

たとえば一斗缶の中にシリコン樹脂が2%含まれているものも

シリコン塗料ですし、30%含まれていてもシリコン塗料という

くくりになるという事になりますが、含有量が多いほど耐久年数

が上がっていきます。

3%~5%までの含有量のシリコン樹脂塗料がよく採用されている

耐久年数10年程の塗料で、8%以上の含有量のシリコン樹脂塗料は

高級と呼ばれており、耐久年数も15年~20年になります。

 

まとめ

上記にあげたように、同じシリコン系塗料でもこんなに違いがあり

ます。

もちろん仕上がりも異なります。

ですから、同じシリコンなのにこっちが安いからここにを

採用しよう!とすぐに判断するのではなく、しっかり中身を確認し

内容的にも価格的にも納得がいった上で、選択する事を

お勧め致します。

 

ちなみに、私の自宅も最近塗替え工事を行いましたが

両親にきちんと説明を行い、1液性の水性シリコン塗料を

採用しました(^^)/

 

なぜ、1液性の水性シリコン塗料を採用したかというと。。。

10年以内に増改築を行う可能性があるからです(*^▽^*)

その時にはまた改めて塗替えを行う為、今回は耐久性が

7年~10年程の1液性水性シリコン塗料を採用したのです。

 

このように今後、この建物をどうしていくか、どの時期に

メンテナンスを入れていくかなどのメンテナンスサイクルを

考慮しつつ塗料を選択する事も大切です(*^▽^*)

 

それでは今日はこの辺で。

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