女子スタッフブログ
新築コンクリート住宅 防水工事のタイミング
2016年06月17日(金)
こんにちは!
沖縄県うるま市の外壁塗装 防水工事專門店
プロタイムズ沖縄中部北店 (株)プロタイムズリビングの 渡慶次です。
今日はコンクリートやコンクリートブロック住宅の新築に屋上防水は必要か?という内容でブログを書いていきたいと思います。
コンクリートの屋根はどんな材料でできているのか?
コンクリート造やコンクリートブロック造の屋上(屋根)は型枠を組み、鉄筋を配筋し、主にセメントに水や細骨材(砂)、粗骨材(石)を混ぜ合わせて作ったコンクリートを流し込み、それが固まることによりできています。
コンクリート中に占める体積で一番多いのが、粗骨材(石)次に細骨材(砂)、次に水、次にセメントです。
次に実際のスラブ(床)表面を見ていきます。
築年数が比較的浅いコンクリート床表面がこちらです。
コンクリート表面の目が細かく、触ると比較的ツルツルしています。
そして築年数が経過すると・・・
紫外線や雨、車の排気ガス等の影響を受けて表面はザラつき目も粗くなってしまいます。
コンクリート内の鉄筋を覆うコンクリートの厚みが、建築時の不具合で足りなかった場合、上の写真のように鉄筋が錆びてコンクリートが割れ、鉄筋が露出してしまいます。
鉄筋の露出を放置すると、コンクリートの内部で更に錆が広がってしまいます。
コンクリートに防水性はあるのか?
よくお客様のお宅で耳にするのが、コンクリートは石屋(いしやー)と呼ばれていて建てたら一生ものと言われていたのにねぇ・・
というお話です。
しかし、残念ながらコンクリートに防水性はありません。
ただし、耐水性はあると言われております。
(水に耐える性能です)
コンクリートの水タンクもあるように、水をためておく事もできます。しかし、経年劣化や熱による膨張・収縮の動き、地盤や地震等によるひび割れ等が起こると、そこからコンクリート内部に水が侵入し、鉄筋が錆びるとさらにひびが大きくなり、浸透や貫通することによって水が漏れてしまいます。
コンクリートは防水性が無い為、保護(防水)が必要です。
防水工事を行うタイミングは?
新築後、何年経過したから防水をしなければいけないという決まりはありませんが、建物も私たち人間と同じようにいつ不調が起こるかもわかりません。
ですから、早め早めの対応が必要です。
また、写真でご紹介したように築年数が浅いとスラブ(床)表面にひび割れ等の痛みも少なく、下地の補修にかかる費用を抑える事ができます。
築浅で痛みが少ないため、70~90万円(面積にに応じて金額は変わります)でできた工事が、築年数が経過しひび割れ等が発生した為、下地補修工事が必要になり100万円以上かかるという事もあります。
建物の保護だけでなく建物にかかる費用を抑える為にも、早め早めの対応をお勧め致します(^^)/
防水したからもう大丈夫??
それは違います。
防水工事を行っても、きちんと経過を確認し必要な時期が来るとメンテナンスを行う必要があります。
例えば、沖縄県で多く採用されている下図のウレタン防水。
職人さんが塗っているライトグリーンの塗膜は、遮熱防水保護材と言って、防水の保護と遮熱の効果をもっている材料です。
この保護材は約5年~7年くらいを目途に、塗替えを行う事をお勧めします。
そうする事によって、中の防水層を長期間活かしていく事ができます。
このメンテナンスを怠ると保護層の劣化→防水層の劣化となり、次回メンテナンス時に防水工事をやり直さなければいけなくなる事もあります。
そういった意味でも、建物も人間と同じように定期的に健康診断を行う必要があります。
最後に・・・
昨日、沖縄県は梅雨明け致しました。
これからやって来る沖縄の真夏は建物の劣化が一番進む 季節です。
築年数が浅いからといって油断はできません。
私たちが安心して生活する建物の大切な頭の部分、屋上の保護(メンテナンス計画)をしっかり考えていきましょう(^^)/
外壁塗装・屋上防水・瓦防水塗装・内部塗装・防カビ塗装・遮熱塗装・遮熱防水をお考えのお客様ぜひプロタイムズリビングへご相談下さい!!しつこい営業等はいっさいございません。
それでは今日はこの辺で(*’▽’)
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