コンクリートのひび割れ…放置していませんか?
2025年07月03日(木)
こんにちは!
「沖縄リフォームスタジオ」のブログをご覧いただきありがとうございます。
7月に入り、沖縄はさらに暑さが厳しくなってきましたね。
熱中症などには十分お気をつけて、体調を崩されませんようお過ごしください。
さて今回は、沖縄でよく見かける「コンクリート住宅」に起きやすい
ひび割れ(クラック) について、その原因や対処方法をご紹介します。
沖縄の家にコンクリート造(RC造)が多い理由
沖縄では台風や湿気、シロアリの被害が多いため、鉄筋コンクリート造(RC造)の住宅が多く建てられています。
耐久性が高く、災害にも強いという大きなメリットがありますが、一方でメンテナンスが必要になることもあります。
コンクリート壁のメリット・デメリット
◎ メリット
-
耐久性が高く長持ち
-
火に強く、耐火性に優れている
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気密性・断熱性に優れており快適な室内空間を保ちやすい
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地震にも強く、安心感がある
× デメリット
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外壁にカビや苔が発生しやすい
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表面に汚れが目立ちやすい
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建築費用が比較的高め
-
外壁の劣化症状が目につきやすい
コンクリート外壁によくあるトラブル
年月が経つと、以下のような症状が見られることがあります:
-
細かいひび割れ(ヘアークラック)
-
深くて大きなひび(構造クラック)
-
壁の一部が浮いたり、剥がれてきたりする
-
カビや苔の発生
- 爆裂の発生
特に「ひび割れ」は、外観の問題だけでなく、建物の内部に水が入り込むリスクにもつながります。
クラックの種類と特徴
♦ヘアークラック
髪の毛のように細い浅いひび割れ。
一見すると問題なさそうですが、放置するとそこから水が入り、劣化が進行する原因になります。
♦構造クラック
建物の構造に関わるような深くて大きいひび割れ。
こちらは放置すると、雨水の侵入により鉄筋が錆びて、より深刻なダメージを引き起こすことがあります。
クラックの補修方法
♦ヘアークラックの場合(浅いひび割れ)
弾性フィラーなどの下塗り材を使って、ひび割れ部分に塗り込むことで補修します。
放置せずに早めの対応が重要です。
♦構造クラックの場合(深さのある大きなひび割れ)
構造に関わるクラックは、専門的な技術と手順を踏んでしっかり補修する必要があります。
① カッティング
ディスクグラインダーなどを使い、ひび割れに沿って U字型にカットします。
この工程により、補修材がしっかりと入り込みやすくなります。
② プライマー塗布
カットした部分のほこりや汚れをきれいに清掃し、補修材の密着を良くするために プライマー を塗布します。
この下準備が、補修の仕上がりと耐久性に大きく影響します。
③ 補修材の充填
プライマーが乾いた後に、シーリング材などの補修材をしっかりと充填します。
④ 左官仕上げ
ポリマーセメントモルタルやフィラーなどで下地を整えます。
必要に応じてタイル吹き付け模様合わせや塗装などで仕上げます。
このように、構造クラックの補修には工程が多く、正しい材料選びと確実な作業が求められます。
誤った方法で施工してしまうと、逆に雨水が侵入しやすくなったり、再度ひび割れが発生する原因になってしまうこともあります。
自分で補修しても大丈夫?
「ちょっとのひび割れだから自分で直せるかも」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
補修方法や使用する材料は外壁の種類によって異なります。
間違った方法で補修してしまうと、逆に劣化を進めてしまうことも…!
まずはプロの目で現状をチェックすることをおすすめします。
「ちょっと気になるな…」と思ったら、
沖縄リフォームスタジオにお気軽にご相談くださいね!
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