色の属性を理解しておくことで、理想の色を選びやすくなります。

3. 面積効果を考慮する

外壁の面積が大きくなると、色の見え方が異なることがあります。
小さな面積で見ると色が暗く見えがちですが、大きな面積だと明るく感じることが一般的です。
これを視覚効果と呼びますので、実際に塗る面積での見え方を考慮して選ぶことが大切です。

4. 汚れが目立ちにくい色を選ぶ

外壁は時間とともに汚れが付きやすくなります。汚れを目立たせない色を選ぶことが、長期間美観を保つために重要です。
砂埃やカビなどは中間色に見えるため、ベージュやグレー系などの色は汚れが目立ちにくく、美しい外観を長持ちさせます。

5. 複数の色を使う場合の注意

デザインにアクセントを加えるために複数の色を使うことがありますが、その場合は色のバランスが非常に重要です。
2色や3色を使う際には、カラーシミュレーションで配色を確認し、全体の調和を考えるようにしましょう。

6. ツヤの有無で印象が変わる

塗料には「ツヤ有」と「ツヤ消し」の2種類があります。どちらを選ぶかによって、仕上がりの印象が大きく変わります。

• ツヤ有：新築のような光沢感を与えます。

• ツヤ消し：落ち着いた高級感があり、風格を感じさせます。